CampⅦ

1920s Mt.Everest Expedition

雑記

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 全然描いていない年だった気がしていたけど、複数枚描いている月もあるので均したら月一くらいは何かしら仕上げていたみたいだ。

 赤と青を強く出そうとするせいで黄色の印象が無いな~来年はセピア系も塗ってみたい。最初の頃はどちらかといえば塗りが茶色っぽい絵ばかりだったのだけど、オーバーレイやトーンカーブやグラデーションマップを覚えたらこの様よ。


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 今月に入ってからは実にならない落書きしかしていない…。

 何となく自炊する気分になったので、転職してから初めてコンスタントに自炊しているのはちょっとえらい。でも「自炊できるけど自己満足の小説一本書けない生活」と「自炊できないけど自分が読んで楽しい小説は書き進められる生活」だったら後者の方がいいんだよなあ。とはいえ自炊が続くのは気が乗っている今だけだろうから精々作り置きに励もうというところ。

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 優しめな表情に描いたつもりが影の落とし方のせいでちょっと怖くなっちゃったね。

 

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 寒波も入って一気に冷え込んだので、年が明けたら適当な休日を見計らって雪の伊吹を楽しんで来ようと思っています。転職前に行った時はもうでろでろの残雪最終日といった趣&耳管開放症をやらかしている中で登ったせいでひたすらしんどかったので…。

 本当は八ヶ岳へ行きたかったけど会社は人がいないし仕事は忙しいしで、今年遠出できるような連休を取るのは難しそうで残念。夏にイギリス行きでお金使っちゃったし、節制の冬と思って…それでも日帰り圏内にしっかり雪の積もる山があるのは有難いこと。

 天候次第ですが日没~夜明けまで山でガッツリ過ごして、黄昏・星空・黎明を楽しめたらベスト。いい巡り合わせの日があるといいな。

 昨シーズンは背伸びしたせいでちょっと滑落もやらかしてしまったので、今シーズンは反省を活かしていかねば。滑落しても自力で止まれたし顔面をすりむいたくらいなので、自分としては正直なところ軽傷で滑落という経験ができた・きちんと講習で教わった通り滑落停止をかけて止まれたという満足感に近い気持ちが大きいのだけれど、大事になりかねないアクシデントを起こしたのに恐怖感を覚えていないのは駄目なのだろうとも思う。怖がりすぎていたら何もできないけど、運動神経がいいわけではないのだから真っ当に怖がれないと行きたいところへ行く前に終わってしまうんじゃなかろうか。

 マロリーの登山への考え方を綴った論文は、職場などで向けられる登山趣味への「理解できない」系の言葉への反駁にもなっていて心強く思う部分もあるし、すべてを噛み砕き切れてはいないものの自分が言語化できずにいた衝動や感動の輪郭を与えてくれるものが多いとも思う。けれど、彼はこういう実力に見合わないことをしてやらかすようなものはひどく嫌悪して批判しているし、その論を読んでいて身につまされるものがあるような登り方はしてはいけないね。

 自分が怪我をする、痛い目を見るといったことについては後々山に影響するような後遺症を残さなければいいと思っていて、そういう意味では大きな骨を折ったり指をなくすようなことは非常に避けたいけれど顔に傷痕が残るなんてのは本当にどうでもよくて、鏡を見る度に自戒と思い出になるだろうな~くらいの考えで…でもそういう態度で登るのは不誠実な気もして。

 そういう時に敬愛する登山家の鋭い批判の言葉があることは、根本的な解決にはなっていないかもしれないけどひとまず自分のブレーキになってくれる事実だな。不誠実って何に対して不誠実だと思っているんだろう。その背を何らかの形で追いながら登るのであれば、恥じることのない態度を取れという意味での誠実さを求めているのかな。

 


 

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 TRPGシナリオも含め、足があるんだか無いんだか…な世界線増えたなあ。

 恥や誠実さの文言をこれらの画像を置いた記事内で綴ってしまうのが一番軽薄で不誠実な気もしてきた。などと茶化さずに弁明するならフィクション創作の姿勢と登山における姿勢の話はちょっと別なんだけど、はたから見たら不誠実だろうなとは思う。