CampⅦ

1920s Mt.Everest Expedition

安曇野日記

 

 1924年、初登頂の謎をめぐる浪漫が織り込まれた美しいケーキと安曇野旅行のこと。

 

 


 

 先日、中高と一緒だった友人たちと長野は安曇野で泊まってきました。人生初の貸切りコテージ。

 利用させていただいたのはホテルアンビエント安曇野様。穂高駅で降り立ち、北アルプス常念岳を臨むコテージでの二泊三日を過ごしてきました。

 あまりこういうこと言わないけど、今回は友人たちの撮影した写真も借りて色々載せたので、是非最後まで楽しんでいただければ。

 

一日目

 名古屋で集合し、特急しなのに揺られること2時間。松本駅から更に乗り継ぎ穂高駅へ、そしてスーパーで買い出しを済ませたのち送迎バスで常念岳を臨むホテルアンビエント安曇野へ。

 標高1,000mにあるホテルでチェックインを済ませ、2kmほど離れたところにあるコテージへ送っていただく。

 こちらが宿泊したコテージ。

 

 とても綺麗で快適で可愛らしい内装。三角屋根で梁が見えているって素敵だよね。出窓や灯りのデザインも素敵であたたかな雰囲気。

 

 女社長インタビュー見開きみたいだね~と盛り上がった友人の写真。お洒落な雑誌に載っていそうな雰囲気ある写真が撮れちゃう映えコテージだ。出窓は緑が綺麗に映り込むしフレームもお洒落だしで、とてもお気に入りのポイントでした。

 

 冬季に使える薪ストーブ脇で火掻き棒を見つけ、大喜びしながら火サスめいた遊びに興じる人々。BGMは蜩の涼しげな輪唱だった。

 ヒカキボルグだとわいわい言ってきたけど実物触ったのは初めてかも? 武器として使うと考えるとえぐい形しているよね。次のクローズドシナリオでは杖技能を取ってヒカキボルグチャンスを狙いたいと思います。

 

 こちら火掻き棒でわいわいしたのを受けて、二日目夜に友人が描いてくれたヒカキボルグ装備サンディくん。かわいい~!! こんな可愛い絵で描いてくれてダメボ+1d6あると思うとたまらん。

 CoC版狂気山脈だと<杖>技能でピッケル振れるし、火掻き棒も<杖>で振れるから普通にいい武器なんだよなあ。しれっと探索者作る話をしてしまった…。 

 

 コテージを探索して荷物を置いて一息ついたところで、夕食を頂きにホテルへ。

 

 この日のお夕食、懐石のメニューはこちら。最後のごはんも美味しそうだったのですが、折角だからと蕎麦・穴子ごはん・岩魚の釜飯×2に変更。

 

 メニューの一部。旬菜盛合せ、岩魚釜飯、大町産岩魚塩焼、鱧 玉蜀黍豆腐。塩焼のインパクトすごい。
 載せていないものも含め、どれもお上品なお味でとても美味しかったです。盛りつけも綺麗でテンション上がりっぱなし。エビもお魚も全部頭から尻尾まで、骨も殻も丸ごと美味しく頂きました。

 

 そして頂いている途中、懐石の一覧にはない馬刺しと日本酒四合瓶が登場。

 実はメンバーの一人がこの日誕生日で、なんと彼女のお母様からのサプライズ。

 私は馬刺しを食べるのが初めてだったのですが、柔らかくて全く癖がなくとても美味しかったです。ホテルでも自信のある逸品とのこと。三つの違う盛り方をした馬刺しが笹の葉型のお皿に乗せられていて、特にこの馬刺しのお花に大根の蝶が飛んできたところを象ったデザインが素敵でした。

 お酒は「大雪渓」。

 松本以降どこでも見かけ、名前がぐっときてかなり気になっていたら最高の品が登場。どうやらホテル限定のラベルらしい? あまり日本酒は飲み慣れていないのですが、飲み口がとても甘く芳醇な香りで美味しく頂きました。食事の席では好きなお猪口を選ばせていただけるのも楽しかった。

 

 コテージに戻ってからはキャット&チョコレートで遊んだものの、酔いと疲労で二戦目の途中で散開。

 

 地下階にあるお風呂はなんと温泉を引ける。湯船も広々。

 和室も地上階と地下階にそれぞれあるのですが、地下階のものの方が広いのでそちらを使うことに。修学旅行が如く布団を並べ、気絶するように寝入る。

 

二日目

 いい天気、蝉時雨の降る中で窓を開けると森の匂いが吹き込む良い朝。

 

 

 ちょっとコテージの外を歩いていたら猿に遭遇。この後の外出時にも見かけた。このあたりのサルは全く餌付けされていないそうで、ホテルの方からは朝落ちていたバナナを猿が見ていたものの夕方までそのまま放っておかれていたというお話を伺った。

 もう少し標高の低いところだとツキノワグマが出るらしく、コテージのキーには熊鈴がついていた。単独行中の熊情報は滅茶苦茶怖いけど、四人連れでコテージ泊だとやたら心強く感じる。

 

 ホテルの朝食バイキング会場から。

 事前の天気予報が悪かった割に降られたのはほぼ寝ている間だけという幸運に恵まれていたのですが、終始高所の雲は多く眺望はいまひとつ。それでも北アルプスのそばというのはわくわくする。山がはっきり見えていたら、雪山だったら、きっともっと登りたくて心がざわざわしていたので、ある意味これで良かったのかもしれない。

 バイキングのお料理もどれもとても美味しかったです。安曇野らしくわさびのり、焼いた岩魚、焼き鮭なども。この日は午後ケーキを食べる予定だったので朝は軽めにするぞと言っていたのに満腹食べてしまった。

 

 コテージに戻って来て、だいぶ前に買ったもののプレイする機会がなく寝かせていたボドゲ狂気山脈を遊ぶ人々。

 登山・登山史に触れるきっかけとなったのがCoC狂気山脈セッションで、その時遊んだメンバーたちでボドゲの狂気山脈も登れたのがとても嬉しかったし楽しかった。

 お試しの一戦目は労に見合わない戦果といったところでしたが、要領を覚えて難易度を上げたルールで臨んだ二戦目は随分良い結果を得られてめでたしめでたし。このゲームは得点となるカードと引き換えに狂気ロールを引き、その内容をPL自身がRPしていくことになるので、進行するにつれて喋れない人、卓の周りを歩き回る人、歌う人にやたら距離を取る人と、どんどんカオスになっていって笑いまくりでした。

 ついでに今回塗っているネイルは台湾のフォロワーさんから頂いたet seq.の狂気の山脈にてでした。大好きな色。

 

 これまたこの日の夜に友人が描いてくれた絵。Lv3狂気カードを引いた上にペナルティダイス振るの笑っちゃうね! 実際に起こった場面でした。この絵を見てから色々なアナログゲーを遊んでいく謎パロ時空めいた連載が見たくて仕方ない。

 旅行中はボドゲ系だと「狂気山脈」「キャット&チョコレート」「一行作家」、switch版で「エセ芸術家ニューヨークへ行く」「がんめんマン」を楽しみました。

 マロリーとアナログゲームというと、トランプをしていた証言が複数ある。彼が大学時代に怪我で療養してた際、お見舞いに来てくれた先生と親友にピケット・ゲームという遊びをせがんでプレイしていたところへ寮監がやって来た。慌てて本でカードを隠したもののいつバレるか気が気でなく、寮監が帰ってももうこりごりだからゲームの続きはいいと身震いしていたエピソードなんか面白い。詳細はデイヴィッド・パイ『マロリー追想』p.21-22。

 

 二戦した後は持ち寄った漫画を読んだりスケブ会が始まったり。

 そして身支度を整えて穂高駅へ送っていただき(アンビエント安曇野様ありがとうございました)、タクシーでkinpika様へ。

 

 kinpika様は予約のみのデコレーションケーキ専門店さん。繊細なフラワーケーキの写真がTwitterアカウントにたくさん掲載されているので是非是非。非常に繊細なケーキを守るため、持ち帰りできる距離は30分~保冷剤ありで2時間以内(夏季は1時間以内)の距離に限られています。以前から機会があればと憧れていたお店でした。

 このkinpika様へ、友人たちがケーキをオーダーしてくれたのです。この旅行自体が渡英の歓送会ということでの集まりだったので…。オーダー内容は一切聞かされておらず、楽しみでそわそわしているばかりでした。友人たちも最終お任せした部分もあるので出来上がりを見るまで分からない部分もありそわそわ。

 

 タクシーの運転手さんにお待ちいただいて、いよいよケーキとご対面。オーダー内容は聞かされていないながら、青い花があるんじゃないかな…とぼんやり思っていたのですが、ケースの中を遠目に見た瞬間ウワー! って言っちゃった。

 

 お花屋さんやスーパーの生花コーナーなどで冷蔵のガラスケースに入れられているお花って独特の味わいがあると思うのですが、繊細な花を象ったケーキでも似た印象を齎しますね。
 お店でケーキを見て照れ極まり、終始へらへらしてしまった気がする…なんか照れるとどうしたらいいか分からない…。

 

 クーラーバッグは持って行きましたが、コテージのある標高1,000m付近はともかく穂高駅近辺はかなり蒸し暑い日。急いでコテージへ戻り冷蔵庫へ、そして珈琲と紅茶の支度を整える。

 

 クリームが溶けてしまう前に急げや急げと撮影会開始。

 歓声を上げ褒めちぎりながらシャッターを切りまくる。

 

 お花が本当に繊細で可愛らしい…。間近で見て花弁の薄さにびっくりしました。これがクリームで作られているなんて驚き。

 

 この小さなお花とヒマラヤケシが斜面をぐるっと巻いて高い方へ連なる様子が、険しい頂を目指すトレースみたいでとても素敵。

 

 真上から。空白の頂を囲むようにお花が咲き乱れて花冠みたい。

 こんなに繊細なお花を沢山絞るの大変そう…と思っていたら薔薇の花は1つ1~2分ほどで絞ってしまうそうで驚き。職人技だ。

 

 厳しい雪山の肌をイメージしたクリームの塗り。お花が少なめの角度で見ると雰囲気が引き立つ! エヴェレスト、北東稜から見るか、南西稜から見るか。

 

 断面はこんな感じ。

 まずデザインの素晴らしさに目が行くケーキですが、一口食べて美味しさにも驚かされました。最初は食べきれるかな? なんて台詞も出ていたのですが、軽やかな口当たりのクリームとスポンジに苺の程よい爽やかな酸味が効いてとても美味しく、見た目の印象よりずっと速いペースで全員ぺろりと食べきってしまいました。

 

 メッセージプレートも友人が考えてくれました🥳嬉しい~!

 カット済みのものがちょっと溶け気味になってしまっていて申し訳ないです…急いで撮影していたのですが写真をたくさん残しておきたくて少しオーバー気味でした…。

 

 ヒマラヤの青いケシはこんな感じの花で、個体差もありますがどちらかといえば鮮やかで濃い色だと感じる人が多いと思います。しかしkinpika様は淡い色遣いを得意とされているケーキ屋さんなので、淡い色で作っていただくようお願いしてくれたとのこと。淡い空色のケシが真っ白な雪山に咲いている光景、夢みたいにロマンチックで素敵でした。葉の薄荷色がまたやわらかで、花弁と合わさってとても優しい印象です。

 というかすごくないですかお花の再現…! 上の写真でも分かりやすいように、陽に透けるような薄い花弁と巡る花脈の美しさが印象深かったので、クリームで作られた青いケシにも同じ美しさがあるのにびっくりでした。雌蕊と雄蕊も特徴的な花で、ケーキになるとこの部分もまた一層可愛らしい。

 

 こちらのケーキ、出来上がったものも素晴らしいのですがオーダーもまたすごくて。

 友人たちがkinpika様と相談しながらオーダー内容を決めてくれたのですが、

  • モチーフは「雪山(エヴェレスト)」と「ヒマラヤケシの花」
  • 雪山を表現するため基本形はドーム型に。
  • 登頂の公認記録は1953年だが、1924年にも「登頂メンバーが消息不明となったため初登頂を果たしたのか謎のままである」という曰くがある。そのためドームの天頂部に余白を残し、"初登頂の謎"への期待や神秘性を表現。
  • ヒマラヤケシはエヴェレストのあるヒマラヤ山地等に生息する植物。かなり濃い色のものもあるが、kinpika様のケーキの淡い色目がとても魅力的なので淡色で作成。
  • 雪山を表現するため、地の白いクリームは波打つような塗りに(kinpika様からの御提案)。

 こういったオーダー内容だったとのこと。これらの内容をkinpika様とのメールを重ねながら丁寧に相談してくれたそうです。フラワーケーキと波打つような塗りとの組み合わせは初めてとのこと。確かにシンプルな地の方がお花が映えやすいのかな? と想像もできるけど、先にこんな雰囲気たっぷりのケーキを見てしまったら「〇〇しやすそう」なんて曖昧な物言いは無意味ですね。

 山頂を空白にするアイディアとその理由が凄すぎて、正直「やられた~!」と思いました。凄すぎる。自分で同じテーマでオーダーしたとしてもこの発想は出てこない気がする。これ自分が閃いたことにならないかな~と思っちゃうような発想と出会えるの気持ちいいよね…(ちょっと前に話題になった「米〇玄師に解釈で負けたい」みたいな感じ)。

 マロリーやサンディのことは身内垢含めTwitterで色々と喋っているのですが、そこからの印象でもあるとのことで。他人のいる場で発言する以上は、気分は壁打ちであっても人に見られている前提で喋るし真面目に考えるべきところは自分なりに慎重になっているつもりだけれども、そのアウトプットを経由したものからこんなに美しいものが出来上がるのか~…という部分でもじーんとしてしまった。

 いやあこれ打っていて恥ずかしいな。自分としては己のアウトプットは同じテーマに興味を持った人の調べ物の取っ掛かり、あと自分が関連創作見たい方なので残しておこうとかそういう感じなので、そのアウトプットを経由しての印象だと言われると照れというかこれからもちゃんとやっていくことを心掛けようというか…。三次資料の責任ということで…。

 

 こちらがケーキを入れてくださるお箱。エンボス加工と箔押しのとても高級感あるクラシカルなお箱で、なんとシリアルナンバー付き。記念にロゴが押されている面を切り抜いてシリアルナンバーの札と一緒に持ち帰らせていただきました。

 この箱を開けるワクワクが凄かったのですが、どうやら近々廃盤になるとのこと。次にお世話になる時にはまた別のデザインでお会いすることになりそうです。

 

 どうしても描きたかった…。

 

 余韻に浸りながら食器を片付けた後はプレゼントを貰ったり。

 こういう思い出の場で記念に貰った品が残るのって嬉しいよね。イヤリングが雪の花みたいに繊細でとても愛らしい。嬉しかったので旅行後に更新した免許の写真でもつけた。

 皆でネイルオイルを塗ったり、ここには写っていないけどお香を嗅がせてもらっていい匂いだ…と言い合うのも楽しかった。

 

 この日はケーキの予定以外ゆったりだったので、マリカーやswitch版のボドゲで遊んだり。お夕食はコテージで過ごしながらケータリング。

 

 同じコテージに連泊しましたが一泊目と二泊目は別プラン。一泊目が懐石のお夕食+朝食バイキング付きで、二泊目が朝食なし夕食が信州サーモンのちゃんちゃん焼きのプランでした。

 ちゃんちゃん焼きのことを知らなかったので最初は信州料理かと思ったのですが、こちらは北海道の有名郷土料理。信州サーモンと、これまた信州産の豚肉、カット済みの野菜やソーセージに信州味噌だれとバター、お米、野沢菜漬け、鉄板焼きをコテージまで持ってきてくださるので、自分たちで焼いて頂くもの。

 一泊目も言わずもがな、この日のちゃんちゃん焼きもわいわい楽しく頂きました。部屋で自炊するスタイルも楽しいですね。おなかの具合的にごはんは炊かない方が良いだろうということでお米二袋は持ち帰らせていただいたけれど、白米と日本酒の進むしょっぱさとサーモンのほろほろ食感がたまりませんでした。

 

 この後はお茶やジンジャーエールなども飲みつつ、夜更かしスケブ会をして就寝。

 

三日目

 最終日、朝起きると小雨がしとしと。

 窓を開けると濡れた緑の匂いがむせ返るほど。遠方の泊登山で一日目だけ降られることは度々あるので、濡れた山の匂いを嗅ぐとゴアテックスの中で汗じっとりの気持ち悪さと暑さに耐えながら早く標高を上げて涼しいところへ行こうとする気持ちが鮮やかに蘇る。

 

 朝ごはんはお好み焼き。本当は二日目の昼食にするはずだったのですが、おなかの具合的に厳しいと見送り最後の朝食に。お米を炊かなかったため夕食時に手をつけていなかった野沢菜漬けも混ぜて焼き上げる。案外ぺろりといけてしまった。

 

 この後は荷物をまとめ、ホテルでチェックアウトを済ませたのちお土産を購入。4人中3人がブロック割適応だったため、最初はクーポンを使いきれるかなどと心配していましたが、普通にクーポン以上の金額を買って帰りました。お土産屋さんも充実していて楽しかったです。

 購入していったお菓子はどれも美味しかったのですが、こちらのページに掲載されているくるみの森のコンサートが特に素晴らしかったです。くるみのざくざく食感と香ばしい風味、オレンジピールの香りと微かな苦味、ヌガーのねっとり感とバターたっぷり重めの生地のハーモニー…。

 

 送迎バスの時間まで余裕があったので、皆で寄せて書いた短冊を吊るしてきました。またこの面子でコテージに泊まりたい。

 

 穂高駅の駅舎は近くにある穂高神社の社を模しているとのこと。神社も行きたかったなあ。

 ここから松本へ戻って土産物屋とスタバへ寄り、急ぎ足で一行作家をプレイしてから特急しなので帰っていきました。

 夢みたいに楽しい三日間でした。

 

お世話になったお店・ホテル

 素晴らしいケーキをお作り頂いたケーキ屋さん、kinpika様。

 だいぶ前にTwitterで話題になっているのをお見掛けして印象的だったものの、近郊でなければオーダー出来ないとのことでいずれ機会があったら…と思っているお店でした。旅行の行き先を安曇野にしようかという話になった時、ケーキが食べたいと口にしてくれた子のおかげで思い出して、今回の素晴らしいケーキへと繋がった次第です。

 

 そして三日間お世話になりました、ホテルアンビエント安曇野様。

 特に送迎関係では申し訳なくなるほどご親切にしていただきまして、本当にありがとうございました。関わっていただいた皆様とても感じが良く、コテージ滞在が初めてのメンバーばかりでも安心して楽しい時間を満喫できました。お料理もとても美味しかったです。二年後、あるいは十年後にもまた同じ顔触れで遊びに行けたらいいな。

 

 最後になりましたが、一緒に旅した友人たち本当にありがとう!

 中高が一緒の顔触れなので十年以上の付き合いになる子もいるのですが、卒業してからの方がよく話す子もいるので、この面々で泊まりの旅行しているのってちょっと不思議で面白いな。

 成人式以降でこの四人が同じ場に集まるのも初めてだったので、揃って会えただけでも嬉しいのに、こんなに楽しい思い出いっぱいで夢みたいだね。ありがとうございました!

 私の葬式では棺にケーキの写真も入れてください。一生の思い出だ。