CampⅦ

1920s Mt.Everest Expedition

絵まとめ2

 最近は専らマートンカレッジ所蔵のアーヴィンの日記を活字に書き起こししたり、The Irvine Diariesとの照合を進めたりと割と真面目なことをして過ごしています。書籍では相当な量の手入れ・改変がされていたことが発覚して、雑な仕事をされたらしいことに憤懣やる方ないと同時に発見が沢山あることが嬉しいという複雑さ……。日記の中で何度か Mallory's を Mallories と綴り間違えており、見る度にマロリーがいっぱいいるなあと胡乱なことを思ったりもするわけです。

 気が向いたので、息抜きに21年6月以降の多分ブログに載せていなかった絵・漫画のまとめ。旧Twitterに載せていたものから大っぴらに公開するのは微妙かな~というラインの落書きまで新旧まぜこぜ。

 

◇流星ディスコミュニケーション?(全5p)

 多分マロリーの「会話以外の全てにおいて頼りになる」評が響いているせいで生まれた流れの話だけど、アーヴィンはこういう勘違いはあまりしないタイプだったと思います。そもそもこの話のジョージがどちらを想定していたかはぼかしておくということで。

 

 アーカイブ訪問して印象に残った写真から。カラーの絵は22年秋の旅行時、モノクロのものは今年のもの。いい写真が多すぎる……。

 

 Fearless on Everestを読み返していて気がついた勘違い。

 

 シュルーズベリー校在籍時、病気で療養生活を送る後輩を熱心に見舞ったり、食欲が無いと聞いて美味しいものを贈れば食べたくなるかと匿名で小包を送ったりしていたエピソード大好き。

 

 インドでの写真・映像から。アーヴィンは結構なヘビースモーカーだったと思しき言及がいくつかあるけれど山中で吸っている写真や証言は見たことが無い。これが残っている最後の喫煙している姿かも。

 

 オデルが殆ど絶望しながらCⅥのテントを開けた時、中でぐっすり眠りこむ二人がいたらどんなによかっただろうと、関連資料で6月10日を読む度に思います。

 

◇wip 仮題バベル


 前の冬に描こうとしていた漫画から一部抜粋。

 「流星ディスコミュニケーション?」や同人誌収録作「Blood and Sand,...」でも軽く扱っていますが、サンディからジョージを見た時に「仲良いし敬愛しているけど部分的に苦手、それを踏まえた上で人として好ましく思っている(そしてディスコミュニケーションが発生しても自然に許容されるあたたかさがある)」みたいなのが好きなのかもしれない。史実でそういう言及があったわけではなく、あくまでプロットの好みみたいなものです。

 きっと好きな話になるけどまとめて読み返すとペース配分が酷すぎるので、Sai環境が戻ってきてからネーム切り直してちゃんと仕上げたいなあ。

 真顔だと少々厳しい顔つき(笑うとがらりと雰囲気が変わるのが印象的)って証言を読むまであまり意識していなかった。最初に触れた印象が朗らかだったしアウトプットは手癖が丸すぎる。

 

◇お風呂まんが(全2+1p)

 先の描きかけの漫画と同じ世界線だと思います。ジョージとサンディの組み合わせに偏重しているので違う顔ぶれとの話を描くのは新鮮さもありとても楽しい。これと対でジョージとサマヴェルの2pくらいの漫画も描きたいな……と思いつつ。

 

 これも先の漫画と同世界線のつもりでした。コンパスとライト忘れは本当に洒落にならない事態を招く一因になっていた可能性があるので良い話じゃないな……と思いTwitterには上げませんでした。

 仮題バベルの話はここまで!

 

 正直照れないと思います。セルフ解釈違い!

 

 二度目の指名がどんなに嬉しく誇らしかったかを思うと胸一杯になってしまう。何回書くんだ……。

 

 iPadを買って、どんなものかと試しに描いた落書き。可愛すぎるね。

 

 今見ると思想が強そうな絵面! レ・ファニュの小説『妖精にさらわれた子ども』が大好きで、同じ昔話に題材をとったイェイツの詩もあることを知って嬉しかったという日記でした。

 

 ベタ併用したらいい感じでは? という話になり試していたカット。難しい。

 

 漫画描くためにペンを導入したかった。未だ和解していません。

 

 マートンカレッジのグローヴ・ガーデンにあるアーヴィンの記念碑そばにて。23年夏。

 

 9月にスノードニアへハイキングに行って、アーヴィンがオートバイで山越えしてオデルと出会ったFoel-Frasや、マロリーが腕を磨いたPen-y-Passなどを訪れてきた時のもの。ちゃんと描きたいな……Llanfairfechan近辺の山は羊や馬が沢山いる長閑な場所で、あそこにオートバイのエンジン音が響いてくることを想像しただけで面白くなっちゃう。

 

 22年秋の英国旅行前に作ったアクキー用に描いたもの。

 

 現パするならお父さんしているジョージがいっぱい見たいかな~というネタ。

 

 

◆同人誌(EverRest)絡み

 プロローグから。1924年のガッツリした漫画欲しい。

 

 「ある登山家の遺稿」ネタ。こんな後日談もあるのかもしれない。

 

 「ミッシング・ボディAの肖像」より。気に食わないにも序列がある。

 

◇名前当てゲーム(全7p)

 こちらも「ミッシング・ボディAの肖像」より、名前当てゲームの一案。同人誌の記事でも載せたけど気に入っているネームなので再掲。

 


◆『遥かなる未踏峰』絡み

 普段穏便な組み合わせばかり書いているけどWジョージのバチバチはすごく見たい。手が足りない。。

 

 出られない部屋(出られないとは言っていない)

 

 

◆A Deathful Ridge絡み

 

 「マロリーはお洒落だったよ」は反証になるエピソードもあるのでいずれ掌返すかもしれない。

 

 

二年前のまとめ