CampⅦ

1920s Mt.Everest Expedition

雑記

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 J.A.ウェインライト作 'A Deathful Ridge' が長いこと24年パートを除き手つかず状態の読みさしなので、来年前半中くらいを目途にちゃんと通読したいな…出来たらいいな…などと思いながら二連休楽しくSai開いていたらぱっと見センシティブな雰囲気になってしまい、ブログに残すのも憚られたのでお蔵入りになったものの供養。まんま該当光景のシーンがあるわけでもないが作品もセンシティブなシーンがあると言えなくもないかもしれない。

 

 などと言ったところで、きっかけはおでこ描きたかったのとアニメ金カムをS2まで一気見してアクションを浴びてアグレッシブな気分だっただけだ。無料公開期間に一気読みして面白かったしもう連載は最終章なので最終巻が出たらまとめ買いする予定だけど、サバイバル・アクション・歴史・ミステリー・グルメ・文化と好きなテーマがもりもり詰まっているので変なタイミングで既刊まとめ買いしそうな気もする。雪山が恋しくなるしアイヌ料理も食べてみたい…大阪にお店があるようなので、他に何か予定のある時に足伸ばしてみたいと思います。

 チベット料理もそうだけど、興味のあるちょっと珍しい食文化が結構高確率で肉食に重きを置いているので、肉があまり得意じゃない身としては少しどきどきする。でも食べて知ることは楽しいので、美味しく食べられず申し訳ないことになってしまう可能性が高すぎるモツ系や精神的な壁がまだ超えられる気がしない虫食など以外は、機会があれば試してみたいものです。その土地で生きていくということが食にはっきり出ているもの、特色のはっきりした郷土料理や伝統的な食べ方ってすごく興味深い…本当は現地で食べるべきなのだろうな。

 あと世界史も大概だけど日本史がザルすぎるのと横割りもガバガバなせいで、Twitterで百年前の今日起こった出来事をツイートしている日本と英語のアカウントに日々ヒントを流し込んでもらいながら気になったことは調べるという感じになっているのですが、金カムの物語開始は1907年だったんですね。何となく遠征の頃日本は大正時代で関東大震災の頃で~…くらいの認識しか整っていないので、マロリーが学生時代、サンディがまだまだ小さい頃の横割りイメージが少しやりやすくなりました。

 

 都度都度気の向いたことをしているせいで何も終わっていないけど、話を聞いてほしい人に話したらなんだかすっきりして優先度下げてしまっているイギリス旅行まとめもいい加減に…夏の課題を終えないままもう年の瀬だなんてそんなまさかー。

 

 それと最近はマロリーの親友デイヴィッド・パイによる伝記『マロリー追想』も読んでいるので、こちらは絶対年内に読み切りたい。とても整った文章なので読もうと思えばすぐ読み切れる量ではあるのだけど、いいものを前にすると読み切ってしまうのがもったいないのと気持ちがいっぱいいっぱいになってしまうのとで、いつまでも開いたり閉じたり拾い読みしたりを繰り返してなかなか通読しないのは悪い癖ですね。毎日クリスマスイヴとか、永遠にシンデレラ城が見えるまま辿り着けないディズニーランド行きの東名高速みたいなもの。本の中にいる(もうある程度知っているはずだけど)大好きで素敵なひとと、そのひとのことを愛し温かな眼差しで見つめ語り残した人の質量に圧倒されてしまう。伝記の著者のことも考えながらちょっとメタ視点も込みで読めるようになったのはマロリーとアーヴィンのことを調べ始めてからですが、親しい人・思い入れのある人の書いた厚いひとまとまりの伝記は、小さい頃読んでいた大手出版社から出ている子供向け伝記や名人列伝などとは違った楽しみがあっていいものですね。